茶葉を見分けるティーテイスター
ティーブレンダーは紅茶検定士と似ていますが呼ばれ方に違いがあります。
紅茶検定士は「ティーテイスター」と呼ばれます。
紅茶は、同じ産地で同じ茶園で育った茶葉でも、収穫される季節や年度によって味や香りが異なります。
ティーテイスターはその紅茶を、産地から送られてくる茶葉のサンプルをテイスティングして茶葉を見分けます。
五感に関して豊富な知識がなければ、ティーテイスターになることはできないのです。
紅茶検定士は、ティーブレンダーを兼ねることが多いのですが、
紅茶検定士になるには、10年程度の修業が必要です。
修行のため世界中の産地から届く茶葉サンプルを、1日に200杯ほどテイスティングするティーブレンダーもいる程です。
日本国内でも、紅茶検定士として認められている人は、数人しかいません。
新しい味を作りだすティーブレンダ―
ティーブレンダ―は、何種類もある紅茶をブレンドして、新しい香りや味を作り出すお仕事。
取り扱っているお茶・紅茶は何十種類もありますし、季節や年度によって味が異なるため数えきれないほどの種類となります。
気候の変化によって茶葉の品質レベルを、ブレンドすることで安定させることもできるのです。
ティーブレンダ―になるには、まず実績を積むことです。
そのため紅茶メーカーや専門店、お茶の専門店などへ就職をする必要があります。
そこで研究員や販売員として実績を積みます。
日本紅茶協会実施のティーインストラクターという民間資格もあり、
紅茶の飲み方や基礎知識を習得することができます。
紅茶好きな方に人気の資格で、3級の養成研修は初心者の方でも受講することができます。
研修中に3回試験を受けて、合格すると資格を取得することができます。
研修内容としては、紅茶の歴史から、紅茶の煎れ方ティーパーティーの開き方とお客様とのコミュニケーションの取り方など
紅茶についての専門知識を学ぶことができます。
1級のマスターを取得したら、カフェなどの飲食店で勤務する際にも有利になります。
試験日は3月と9月です。受講料と認定登録料がかかるので受験を検討している人は予め確認をしておきましょう。
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